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今回のいい寺は・・・
庶民の寺・四天王寺です♪

ここは聖徳太子が建立した寺院ですが、格式ばった
ところがなく、人々が思い思いにお参りできる雰囲気が
ありました


DSC_1468.jpg

中之門から入る参詣者です。
四天王寺には、南大門、東大門、極楽門、中之門、乾門
とたくさんの入口があります。
それぞれの門に歴史や意味があるのでしょう。
中之門の左の建物は、四天王寺中・高等学校です



DSC_1397.JPG

聖徳太子をお祀りしている六角堂(天王寺のご廟)です。
聖徳太子は四天王寺を建立するにあたって
四箇院の制》を作りました。

四箇院とは次の四院です。
敬田院・・・仏法修行の道場
施薬院・・・病者に薬を施す場所
療病院・・・病気の者を収容し、病気を癒す場所
悲田院・・・身寄りのない者や年老いた者を収容する場所

ここは修行と施しの実践の場として建てられたのですね。



DSC_1323.jpg

中央伽藍の北に六時堂と石舞台がありました。
堂内には薬師如来が祀られています。
手前の石舞台は、日本三大石舞台(住吉神社、厳島神社、
四天王寺)の一つで、聖徳太子の命日には、この舞台で
雅楽が行われます

聖徳太子が四箇院を建てた遺志は、現在、四天王寺学園、
四天王寺病院、四天王寺福祉事業団として受け継がれて
います。
キリスト教の宣教の精神と通じるものがありますね



DSC_1337.JPG

六時堂から僧侶が出てきました。
昼夜6回に亘って諸礼賛のお勤めを行い「六時礼賛堂
と呼ばれています
ここが四天王寺の中心道場となっています。



DSC_1416.JPG

極楽浄土の庭がある五智光院では・・・
大阪歯科大学解剖体慰霊祭が行われていました。
より良い医師・歯科医師になるために、自分の身体を使って
十分に勉強してください。

という願いを込めて無条件・無報酬で献体された方々に
感謝する慰霊祭です

学生は人体解剖学により知識の習得と同時に責任と自覚
持ち、大きな精神的教育を受けるそうです。
ある宗派の管長から医学生に転職した方が、
初めての人体解剖学の授業で、顔と手にメスを入れるのが
辛かった


人体解剖学を境に、同級生の取り組む顔つきが変わった
と述べていました。

献体という崇高な理念の上に医学が存在しているのでしょうね



DSC_1443.jpg

重要文化財の湯屋方丈が、慰霊祭の参詣者の休憩場と
なっていました。
お茶の準備が何気ない心づかいを感じますね。



0f56f062.jpg

湯屋方丈の前庭です。
補陀洛の庭」と名づけられています。
観音菩薩のみえる《補陀洛浄土》をあらわしています

極楽浄土の庭園は、廻りながら教えを学びます
季節の花が咲き乱れるこの庭の美しさから《極楽浄土》へ
往生したような感動があるそうです



DSC_1432.jpg

極楽の池に浮かぶ三石は、阿弥陀三尊を表します。
園内を散策すると阿弥陀三尊に招かれて極楽浄土
到達します。

ここの庭は、池泉回遊式庭園になっていました
夏には、キレイなが咲くそうです



DSC_1421.JPG

釈迦の滝です。
この流れが二手に分かれて瑠璃の池・極楽の池に注がれます。
その二つの流れを、貪りを表す「水の河」怒りを表す「火の河」
といいます。



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この真ん中の道が極楽の池へと導かれるように続いています。
この道が極楽浄土への道《中道》となります。
貪りも怒りも水に流してあゆみましょう
色々と囚われた物を捨てながらの散策ですね



DSC_1423.JPG

火の河」ではすずめが何も知らずに水浴びをしていました。
すずめには、神も仏も教えも関係ないのでしょうね。
本来、生きる智恵は学ばなくても備わっているものなのでしょうね

世の中がもっと平穏であったら、このスズメのように過ごせるでしょうね
教えを学ばなくても自然に助け合い、分かち合うことができれば
どんなに素晴らしいことでしょう


もうしばらく四天王寺の境内を散策してみます



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今回のいい寺は・・・
大阪の信仰の中心地四天王寺》です。

四天王寺は聖徳太子によって建立された寺院です。
飛鳥時代に建立した寺院で《太子の寺》として代々権力者が
帰依してきました。

大阪の中心にあるため度々戦火に見舞われて焼失して
しまいましたが、その度に直ぐに再建されました
度重なる災難に遭いながら、多くの信仰を集めたことが
うかがえますね

江戸時代に焼失した折には、幕府の力を借りずに大阪町人の
財を集めて再建されました。
そのことから大阪庶民の寺大阪の仏壇》といわれています。



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四天王寺は三門、五重塔、金堂が一直線に配置され、
周りを回廊で囲む飛鳥時代の伽藍形式をしています。

全国には聖徳太子に関係した寺院が沢山ありますが、
聖徳太子が建立した寺院は四天王寺と奈良・法隆寺
2ヶ寺です。
法隆寺は、世界最古の木造建築物として当時の伽藍を
遺しています。
四天王寺は、度重なる焼失と再建を繰り返しながら
当時の伽藍を伝えています。

その歴史の違いから法隆寺は文化財として守られ、
四天王寺は時代に合った形で身近な信仰の場所
なっています。


DSC_1390-1.JPG

伽藍の講堂です。
静かに、そして一心に手を合わせて拝む方がみえました
ここは、歩んだ歴史の違いから、法隆寺のように観光で
訪れる人よりも、家族の幸せや先祖の冥福を願う参詣者が
多いですね


DSC_1364-1.JPG

伽藍中央の金堂です。
堂内には救世観音を中心に四天王が祀られていました。
ここで塔婆(とうば)による祖先供養が行われます
四天王寺の僧侶が、戒名を唱え先祖のご供養をしていました。



DSC_1368-1.JPG

ここでも信者さんが、一心に手を合わせてお参りしていました。
皆さんの思いが先祖に伝わると良いですね

塔婆の語源は、インドのサンスクリット語で「ストゥーパ」です。
ストゥーパは、お釈迦様のお墓で《仏舎利塔》とも言います。
ストゥーパには「積み重ねる」という意味もあります。
この塔婆に戒名を書いて追善供養を積み重ねて亡き人の
冥福を祈ります。
※《仏舎利》とはお釈迦様の遺骨のことです。



DSC_1361-1.JPG

五重塔です。
最初の建立から八代目の塔です。

お釈迦様は《私ではなく、私の教えを信じなさい》と言って
亡くなりました
それから500年間、お釈迦様の姿を形で表す事はありませんでした。
その代わりに《仏舎利塔》や仏足跡蓮の花でお釈迦様の
存在を感じ、信仰の支えや心のよりどころとしました。

そして仏舎利塔は、中国から日本に伝わり五重塔などの
塔になったそうです




0169dc09.jpeg

塔の中は螺旋階段になっていて最上階まで上れます。
壁には塔の形をした位牌が祀られていました。
木造と鉄骨の建物の違いは、外観からでは分りませんが
内部は全く違いますね!



DSC_1377-1.JPG

最上階に仏舎利が祀られていました。
聖徳太子が創建したときには、塔の礎石心柱の中に
仏舎利六粒自らの髻髪(きっぱつ)六毛を納めたそうです。

仏舎利は紀元前2世紀、阿育王(アショカ王)が仏教を世界的
宗教にするため、王舎城大宝塔から仏舎利を八万四千
分けて各地に派遣された僧が仏教伝播とともに広めました。

日本では東京・浅草寺名古屋・日泰寺などにも仏舎利が
祀られています




9227ff19.jpg

亀井堂の井戸です。
この井戸は聖徳太子の時代からあるそうです。
金堂の基壇下の青龍池より引いた清水が亀の口から出ています。
金堂で供養した塔婆をここに持ってきます。
塔婆をこの水で清めてこの世の垢』を流しているようでした。



DSC_1302.jpg

水供養により亡き人が清められて安楽往生するのでしょう
亀の甲の水盤の中に入れた塔婆は直ぐに浮いてきます
それを見て家族は「ああ、これで浮かばれた」と思うそうです。



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ロウソクの灯りが幻想的でした
闇路を照らす灯明で、道に迷わない様にとの願いでしょうか…



DSC_1307-1.JPG

亀井戸の本尊・地蔵菩薩は私たちが困っているときや、
亡き人が迷っているときに救いの手をさしのべる仏様です。


DSC_1306-1.JPG

ここでは、女性職員が一生懸命に塔婆の供養をしていました。
地蔵菩薩に代わって、この役を務めているようですね。

寺院にお参りするときは、自分の事よりも先ず先祖の供養や
亡き人の安楽往生を願いますね。
それが仏教の良いところで、相手を敬う気持ちが自然に
芽生えてきますね



四天王寺の散策は続きます


※浅草寺《仏舎利塔》についてはコチラ↓
 いい寺「浅草寺①」
 e-tera.net/Entry/6/

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