忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
皆様のご無事、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今回のいい寺は・・・
修養会に参加する子供たちです


DSC_1092.jpg

猛暑の中、芙蓉の花は力強く咲いていました
中国では、「蓮の花」を《芙蓉》と言います。
そこで、水の中に咲く蓮を水芙蓉、木に咲く花を
木芙蓉と言って分けたそうです。
日本では、蓮を芙蓉と呼ぶ習慣がありませんから
芙蓉といえば木芙蓉ですね!

芙蓉は朝に先、夕方には萎んでしまう一日花です
早朝に開花したときには本来の淡紅色で、夕方になるに
したがって次第に色が濃くなり、そして萎んでいきます。
その一日を大切に咲いて役目を終えていきます。


DSC_1031.jpg

参道の掲示板には、参詣者に伝える言葉が書いてありました
私たちは、どうしても過去にこだわり、先の先まで考えて
》を犠牲にしてしまいますね・・・



DSC_1076.JPG

昼に到着した子供たちは修養会の始まりの挨拶の後
早速、川に遊びに行きますが、父兄は和尚さんと
話をする時間を持ちます。
ここで子供の成長を聞いたり、相談を受けたりする
そうです。


DSC_1078.JPG

床の間には、「今日是好日」の掛け軸が飾られて
いました

今日、今という瞬間は二度と戻ってはきません。
この今一日を悔いなく精一杯生きてゆけることが
できれば、そこに好日があります。

子供たちの三日間の生活が好日となりますように

 

1c673d91.JPG

修養会の裏方です。
庫裏では、奥さんが子供たちの食事を作っています。
夏休み中つづく修養会の食事を賄うのですから大変
でしょうね!



DSC_1081.JPG

三升炊きの炊飯器で炊いたご飯を飯器に移します。
修行道場では、お米にを混ぜて炊きます
お米だけのご飯は、特別な日に食べるだけだそうです。
最近は、麦飯は健康食というイメージですね!



DSC_1082.JPG

おかずは、子供が好きな揚げ物とポテトサラダです。
ごちそうとはいきませんが、奥さんの愛情がこもって
います



DSC_1114.jpg

和尚さんが育てた野菜の漬物です
ご飯、味噌汁、おかず二品と漬物!
懐石料理一汁三菜と同じですね。


DSC_1090.JPG

折水器(せっすいき)と生飯器(さばき)と台拭きです。
折水器は、お茶の道具の建水と同じ用途で使います。
朝食と昼食の時は、ご飯を食べる前にご飯粒(生飯)
少し分けて、後で小鳥などの動物にあげます
その生飯(さば)を取る容器を生飯器といいます。



61362b15.JPG

器と箸を並べて、食事の準備が整いました



c3d895b6.JPG

食事の前に般若心経を読みます
修行道場では夕食の時にお経を読みませんが、
ここでは慣れるために読むそうです。
ポテトサラダを冷ますために扇風機が回っていました



DSC_1130.jpg

和尚さんから教わった通りに、給仕係の子供がごはんを
よそっていきます
合掌した手をこすって合図をします
食事を残すことは出来ませんから、自分で食べられる量を
最初に判断しなければいけません



DSC_1134.JPG

ご飯の次は味噌汁です。
汁をよそるのは、ご飯よりも緊張してしまいますね。
三日の間に順番で、給仕の当番が回ってきます。
みんな真剣に見ていました



DSC_1146.JPG

最後に漬物を配ります。
この他にも日頃の生活で経験しないといけないことを
体験しながら、大切なことを学んでいきます




DSC_1136.JPG

食事の途中にもご飯とみそ汁の給仕を行います。
給仕係が手を差しのべると、おかわりをしたい子供は
合掌をします
いらない子供は頭を下げます
食事は静かに行われて、給仕係は役目を終えてから
食事をします


DSC_1107.JPG


食事を終えて夜の行事の前のひと時です
子供たちはトランプ遊びをして和んでいました。
厳しいところと楽しいところのメリハリをつけて
修養会の日程は進んでいきます。

現代の子供に対する教育は、学校教育も家庭教育も
「勉強をさせる事」ばかりに目線がいってしまっているとも
言われます。

人間が生きていく上で、勉強から学んだ「知識」は必要
ですが、それ以上に、人の中で培った知恵》こそ
大事なものではないかと思います

具体的には、人と人の間で「ルールを守る事」や
マナーを守る事」、そして「誰かのために」という姿勢、
そういった考え方(知恵)ではないかと思います。
つまり、他者を思いやり配慮する気持ちを持てる事が
幸せにつながり、必要とされるという価値ある生き方に
なるのではないかと感じます

そういう意味では、子供たちにとって将来に役立つとても
良い機会になっていると思いますし、修養会に限らず、
地域の祭やコミュニティー、各団体の中での目的を
共有しての取り組みなどの大切さや必要性を感じました。

私自身はもう大人ですが、そういうことを大切にして
生きていきたいと思います



DSC_1108.jpg

手入れの行き届いた庭ですね
剪定も和尚さんの仕事だそうです
機械のバリカンで手早く刈り込んだ樹木は、削いだような
切り口で、綺麗に新芽が吹かないそうです

しっかり研いだハサミで丁寧に刈り込むと、隙間なく新芽
吹くそうです
人間も樹木もみな扱い方は同じですね!
こまめに丹精こめて手入れをしていかないと、いいものは
育っていきませんよね!!

このお寺の修養会の歴史は30年以上もあるそうです。
ここが好きになった子供は、冬休みも春休みも訪れて
お寺の生活を楽しんでいきます

また機会があれば訪問してみたいとおもいます


※懐石料理についてはコチラ↓
  桃の節句 雛祭り
  e-tera.net/Entry/76/

※生飯(さば)についてはコチラ↓
  いい寺★東林院で小豆粥
  e-tera.net/Entry/55/



 

拍手

PR

今回のいい寺は・・・
夏休みの山寺です♪

みなさんが子供の頃、夏休みは何をして過ごしましたか?
ラジオ体操、家族旅行、海水浴、夏期講習と色々と
思い出すことでしょう
夏休みに近所のお寺で和尚さんの話を聞いたことや、
坐禅会に参加したことはありませんか?

今回は、あるお寺で行われた子供たちの禅寺入門
修養会)をのぞいてみました


DSC_1037.jpg

今年の夏はとても暑い日が続きますね
訪れた時も山に吹く風が生温かくて、蒸暑かったです。

参道には赤い毛糸の帽子とおべべの六地蔵さんが
苔むした台座に整然と並んで祀られていました。



DSC_1062.jpg

川遊びから帰ってきた子供たちが、冷えたスイカを
美味しそうにほおばっていました



DSC_1064.jpg

このお寺では二泊三日の修養会が夏休み中行われています。
昼に到着した子供たちは、まず楽しい川遊びに出かけ、
気持ちが和らいだところで、修行に準じた生活へと
入っていきます。
スイカを食べ終わったら、役割分担と日程の確認です。
毎年来る子供や、長期間滞在する子供もいるそうです。




DSC_1041.JPG

境内の庭には、トマトに茄子にきゅうりと沢山の
夏野菜が実っていました
和尚さんは丹精込めて育てた野菜は、修養会の
食卓に並んだり、漬物にしたりするそうです♪



DSC_1047.JPG

茄子の花です。
かわいらしい紫色の花をつけます
「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」
茄子の花が実となる割合が高く、親の小言を茄子で
喩えたことわざもあります。



dad604bf.JPG

土地を耕して苗を植え、最初の世話をしっかりとすれば
あとは美味しい茄子が次から次へと実っていきます

お盆には、茄子に割り箸を刺して牛を作りますね。
「きゅうりの馬に乗って早く来てください、茄子の牛に
乗ってゆっくり帰ってください。」
家族の先祖への思いが込められています。

家族というのは、自分の手足のようにある事が当たり前だと
感じられ、なかなか存在の大きさに気付かない事があります。
しかし、小言を言ってくれる親がいる、親の愛情に支えられて
いるということは、とてもありがたい事だと思います。

人間がひとりで生きていくのは不可能ではありませんが
支えてくれる人や守ってくれる人、そして何より想って
くれる人の存在が、生きていくうえでどれほど大きな力
となるかと思います。
当たり前なものに大切なことはあるものですが、
家族の温かさや、それに感謝する気持ち
忘れないでいきたいですね!



DSC_1073.jpg

子供たちは水撒きの手伝いをしながら、和尚さんから
自然や草木について教わっていました
子供が親の手伝いをしながら学ぶ。。。
親子で触れ合い、日常生活の中で子供が学べることは
たくさんありますよね!



20ca6551.JPG


夕方水撒きが終わると里芋の葉に残った水を飲みに
蜂がやってきました
本物の自然の中で子供たちは大切なものを身につけて
いきます



DSC_1077.JPG

まずは、お経の読み方を教わります
最初は戸惑ってしまいますが、子供たちはすぐに
覚えて順応していきます。


DSC_1086.jpg

食事のときに読むお経、朝のお勤めで読むお経、坐禅のときに
読むお経・・・ひとつひとつを丁寧に教わります。



DSC_1084.jpg

次に食事の作法です
ご飯、味噌汁、漬物と入れる碗が決まっています。
両手で碗を取ってから箸を持ち、碗を口の方へ持っていき
音を立てずに食事をします。
子供たちも真剣に聞いていますね!


DSC_1088.jpg

最後に給仕係の作法です。
ご飯と味噌汁のよそり方や、しゃべらずに食べる量を
給仕係に伝える方法など、時間を掛けて丁寧に教えて
いきます。




DSC_1085.JPG

修養会には、色々な子供たちが参加します。
最初に丁寧に教えることが大切だそうです。

「食事と風呂とトイレの作法を教えれば、
 あとは大丈夫!」
と和尚さんが言っていました。


作法やマナーを教えていないと、その子が大人になった
時に困ることになりますよね。

最近は核家族化が進み、忙しい両親や、子供への
基本教育の機会が少なくなっているような気もします。
私も将来、きちんと作法やマナーを教えてあげられる
親になりたいと思いました



DSC_1069.JPG


畑も子供も雑に扱っては実らない。
ひとつひとつを丁寧に行っていく・・・
スローライフの本質が、この修養会の中にあるような
気がしました

修養会はまだ続きます




 

拍手

今回のいい寺は・・・
未来の一休さんです。


DSC_0984.JPG

近所のお寺では、お釈迦さまの弟子になる得度式
行われていました。

頭を綺麗に剃った未来のお坊さん
まだまだやんちゃで、静かに座るのが苦手な子坊主
さんもお母さんがしっかり支えています。
これから何が始まるのかなー♪


29a31fc0.JPG

最初に本尊さんに「宜しく御願いします」と
あいさつの拝をします。



DSC_0989.jpg

頭を下げて「お釈迦さまの智恵が授かりますように」と
お願いします。
お釈迦さまよりも周りの和尚さんが気になる様子の
子供もいました。
始めは何事も見よう見まねで始まりますね。



33c54345.JPG

代表の子供が清らかな香を焚き、お釈迦様の弟子に
なることをお願いします。


DSC_0995.jpg

これからお釈迦さまの弟子として足跡を歩んでいきます
と付き添う和尚さんに合わせてお釈迦さまの足を掌に
のせるように拝をするそうです。




31359f7f.JPG

後ろで見守るお母さん。
誓いの言葉が述べられます。

父母の恩
産んで育ててもらっていることに感謝します

国土の恩
地球・自然・国の恵みに感謝します

生命の恩
すべての生き物に感謝します

しっかりと誓いをたてていました。



d4c9026d.jpg

そして、剃刀を当てて頭の毛を剃る儀式です
落飾(らくしょく)ともいい、仏弟子になるにあたって、今までの
自分を捨てて新たな仏弟子の身になる意味もあります



DSC_1013.jpg

女の子も参加して頭に剃刀をあててもらい
仏弟子となる一歩を踏み出しました


709ee6af.JPG

剃髪の儀式が終わるといよいよ仏弟子としての名前を
頂きます。
名前の付いた衣装を頂いてニコニコしていますね。




DSC_1029.JPG

最後にみんなでお経を唱えます。



DSC_1025.JPG

途中で飽きてしまったのかな(笑)
お父さんの膝で寝そべっている小僧さんもいましたが
猛暑の中、みなさん一生懸命にお経を読み、誓いを
たてていました


次は誰もが参加できる夏休み子供坐禅会です。

拍手

カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
最新コメント
[07/21 防弹网]
[07/21 勾花网]
[11/26 たけし]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
[08/16 ひまわり]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
チエ
性別:
女性
自己紹介:
いい町.netのnetはネットワークのネット!
人と人を、人と地域をつないでいきたい♡
地域に根差したお寺の発掘も
いい町.netで人がつながっていったら嬉しいな!!


最新トラックバック
バーコード
フリーエリア
アクセス解析
忍者ブログ [PR]