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今回のいい寺は・・・・・
唐津焼です。
 
唐津焼は「一.井戸 二. 三.唐津」と呼ばれ、昔から
茶人の間で
もてはやされてきました


DSC_0802.JPG
 
当初、唐津焼は庶民のやきものとして作られていました。
大分・日田 小鹿田焼(おんたやき)と同じように
半農半陶

陶工が自分達の必要とする食器を作ることが
始まりだったそうです。
 
 

893acf53.JPG

その唐津焼が急速な発展をしたのは、
文禄・慶長の役で
朝鮮半島の戦地から引き揚げた際に
優秀な陶工
連れ帰ったことでした。
そこで、文禄・慶長の役(159298)別名「やきもの戦争
といわれています



5351321d.JPG

当時、唐津焼の勢いには目を見張るものがありました。

東の瀬戸に対して西の唐津
現在では陶磁器のことを「せともの」と呼びますが、西では
「からつもの」と呼ばれるほど隆盛を極めていたそうです。




9b580f6b.JPG

朝鮮の鮮やかな色彩の鞍ですね
戦に携わった諸大名は、朝鮮半島より多くの物品や
職業専門家を連れて帰り李朝文化の高度な技術が
西日本各地に定着しました。
 
その中でも特に陶工が各地で重用され、有田では
白磁鉱床を発見した李参平によって急速に有田焼
台頭しました。
おかげで唐津焼は衰退の一途をたどったそうです


 
91c89bb2.JPG
 
こちらの唐津焼は、色合いや質感が違いますね。
唐津の粘土はそれぞれの箇所で少量しか取れなく、
少し離れるだけで全く違う性質の粘土になるそうです。
そこで、他のやきもの産地と比べ唐津焼の種類は多く、
多岐にわたっています。
絵唐津、朝鮮唐津、班唐津、粉引唐津、三島唐津、黄唐津・・・
唐津藩初代藩主が美濃出身で美濃焼の影響も受けて
いるそうです。
「三.唐津」と呼ばれる器の形の定義は無いのでしょうかね!


DSC_0837.JPG

他の産地が茶の湯の道具として作品を生み出すなかで
唐津焼は茶人から注文が少なかったそうです。
朝鮮の技術で茶道具として焼かれた朝鮮唐津より
半農半陶の陶工が作った生活に必要な器(古唐津)を
茶道具として使う「みたて」で珍重されたそうです。

※「みたて」もともと、茶道具じゃないものを、茶道具として
 つかうことです。

後世に長く残って受け継がれる陶芸などの文化は権力者
によって形式や格式で生み出されていったものではなく、
庶民の生活に根ざした中で創造し追及されていったものが
多くの人に好まれる文化になっているように思います



DSC_0839.JPG

 「一.井戸 二.楽 三.唐津
優れた茶碗の両極を担うのは、李朝時代の高麗茶碗
(井戸茶碗)千利休によって見出された楽茶碗であることは
揺るぎないものでしょう。

井戸茶碗の姿には魅力的な力強さがあり、楽茶碗は
手にした触感に秀でています
その次に唐津の名が挙がるのは、本来の茶の湯
にとらわれずに自由な発想で楽しむということから
でしょうか!

唐津焼は芸術品として鑑賞するより、使用する中で
土色が変化し(雨漏り)貫入(釉薬に発生するヒビ割れ)
が入ることで味わいが増していくそうです。
素朴な色合いと、時間とともに変化するところが好まれて
いるのでしょうね。


DSC_0801.JPG

朝鮮半島から来る新しい技術の波を取り入れて、地元の伝統
と融合するなかで、九州各地の産業が発展したのでしょう

技術の進歩や文化の発展は、如何に外の空気を取り入れて
自分のものにしていくかが大切ですよね!
ただ、外国に限らず外から得たものを真似するだけではなく、
自らの意志で芸術や文化の向上を目指そうという思いのもとで
作り上げていくものがクオリティの高い、後世に受け継がれる
文化や芸術を醸成していくのでしょうね!


虹の松原の防砂林のように必要なを通し、暴風からは
身を守るように海外とも交流できれば良いですね。


次は三大松原の一つ三保の松原に行ってみます




樂茶碗についてはコチラ↓
 《いい寺★浄瑠璃寺門前を散策》
 e-tera.net/Entry/144/


大分・日田の小鹿焼きについてはコチラ↓
 e-tera.net/Entry/161/ 
 

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なおさん♪
熊本ですか!!
私行ったことありますよ~~^^
阿蘇山に上りました!!!
キレイなグリーンの河口がなんともいえず神秘的で♪♪
そこのソフトクリームがおいしかったです(笑)
牛さんがいっぱいいました^皿^
チエ URL 2008/09/22(Mon)16:05:24 編集
向日葵さん♪
さすが茶人の向日葵さん^^♪
私は黒樂茶碗、織部がスキですね~~!!
破れ袋なんておっもしろーーいって感じです
あ。。。風流人じゃありませんね@@
チエ URL 2008/09/22(Mon)16:03:38 編集
唐津焼
私の両親は熊本の出身ですが、佐賀は行ったこと無いな〜。写真の花器ですか?良い色ですね〜。
淡い紫ですか?何とも
言えませんね〜。
今度熊本も是非行ってみてください。
なお 2008/09/09(Tue)22:08:15 編集
無題
焼き物は、いいですね
そのうち窯元巡りでもしたいです
茶道でいろんな焼き物にめぐり逢いけど、好みも随分変わりました(笑)
伊万里、柿右衛門、織部等々!九州には朝鮮から陶器職人を連れてきて門外不出にされた歴史と共に、良い焼き物が沢山ありますね

唐津焼きは写真でしか見られませんね
最後の花器は柔らかなフォルムと釉薬がとても素敵です
楽焼にしても、良い物は高価で手に出来ませんけど良い物を見ることも大事なことですからね
ありがとう!
向日葵 2008/09/09(Tue)16:26:35 編集
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